2014年1月1日水曜日

納経について(about rite)


  • 正式な作法は、他のHPを見てもらうとして、私が行った納経の方法と納経の際に感じたことを書いてみた。 
  • 真似をしないで、自分なりに納得した方法で納経すると良いです。

1 山門で一礼
  • 最御崎寺のお坊さんを真似て、手前というより中心の少し前で一礼した
2 水屋で身を清める
  • 水道代金を惜しむあまり、水屋の水が汚れているお寺もある。そういったお寺で身を清めるのは危険だ。水の状態を確認してから身を清めよう!
  • 手を拭く手拭が汚いお寺がある。自分のハンカチを使おう。
3 鐘を撞く
  • 禁止のお寺もある
  • 撞くときには、「○○来たる」と心の中で言っていた。(○○は自分の名前)
  • 配置によっては、身を清める前に撞いたときもあった
4 本堂で経を納める
灯明、線香、賽銭、納め札は行っていない。賽銭は納経代で充分だし、納め札はゴミ箱に札を入れている様で気が進まない。
  • 合掌礼拝
  • 開経偈
  • 般若心経
  • 札所本尊の御真言
  • 光明真言
  • 弘法大師御宝号
  • 一礼
5 大師堂で経を納める
  • 同上
6 納経所で納経 納経帳に印を貰う
7 山門で一礼 門を出たとき、お寺に向って礼をする。振り返ってから行うこと

慣れないと、お経を唱える事は気恥ずかしいものである。般若心経は棒読みで良いのだが、やはり慣れると上手に読むことができる。私は般若心経のカラオケを作り、スマホに入れてイヤホンで聞きながらお経を読んでいた。

巡礼を始めて10日くらい経ったとき、納経所の壁に貼ってあった般若心経を何気なく読んでみたら、いつの間にかに読める様になっていて驚いた。最後の方は殆ど暗記出来る様になっていた。習うより慣れろとは良く言ったものである。

納経のとき、近くに大きな声でお経を読む人が居ると、釣られてしまう事がある。対抗するにはこちらも大声を出す必要があり、そうすると周りに迷惑になるので、人が近くに居るときは大声で納経しない方が良いと思う。カラオケと勘違いして美声を披露する人も居る。本当に色々な人が巡礼しているのが四国お遍路である。まあ、ある種の娯楽だし。

迷惑だったのは団体遍路で、鐘や木魚で「チンチンポクポク」とやられると、これはもう大変である。台風が通り過ぎるのを待つ様に、タイミングを外すしか無い。お寺が隣接していると、バス団体遍路との納経のタイミングが一致してしまう事がある。そんなときは、苛々せずに境内を散歩などして、静かになってから納経をしよう。

殺到する団体遍路達

霊山寺の売店などで配っている小冊子があり、そこに納経の順序とか般若心経も載っているので、その小冊子があれば大抵は問題ない。しかし、使っている間に雨でボロボロになってしまったので、43番の明石寺の売店で経本を買ってしまった。 経本を使ってお経を読むと、気持ちが引き締まった心持になったが勘違い?

左が経本、右がボロボロなった小冊子


巡礼の初めの頃に使っていた自作のお経のカラオケ。
(クリックするとYouTubeの動画が再生されます)





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