2014年2月3日月曜日

No38 - No39

Start:四万十川キャンプ場(赤橋)
Goal:宿毛市内
  • 金剛福寺(No38)/延光寺(No39)

標高


Googlemapで 38-39 を表示

こういった札所が少ない区間は、起点を決めておくと計画が立て易い。雨の心配が無ければ無料の四万十川キャンプ場をお勧めする。銭湯/コインランドリー/大規模スーパー、全てがあるので休養にも最適だ。設備は少し貧弱だけど。

四万十川橋(通称赤橋)から9km程川沿いに海の方向へ進むと、県道343号(四国の道)への分岐がある。この道は良い景色が見れるのだが、アップダウンが厳しくR321より7kmくらい遠回りになる。海岸線に出た後は、「大岐の浜」を過ぎて、遠くに足摺岬を見ながら走ることになる。

大岐の浜

大岐海岸から2kmほど進むと足摺岬の根元に着く。時計回りで足摺岬を目指すのがセオリーだが、期待したほど海が見えず、アップダウンが厳しい。最後に木のトンネルを抜けると、そこが足摺岬だ。足摺岬は有名な観光地なので人が多いが、景観は普通だと思う。また、四国最南端の岬という通説だが、本当の最南端はもう少し先の「長婆地区」である。

足摺岬

時計回りの標高

金剛福寺を打った後、歩き遍路は来た道を引き返し「下ノ加江」まで戻り、次の延光寺に向う人が多い。その方が10km以上距離が短いからだ。しかし、その場合、土佐清水港に行く途中にある竜宮神社を見逃してしまう。

海に突き出た岩場の竜宮神社

そして、土佐清水港から8km程先にある「竜串・見残し」も有名な観光スポットだが、一度見ればもう充分だと思う。近くの「爪白キャンプ場」に泊まる場合は、周辺を観光すると良いだろう。

次に宿毛に向うのだが、お勧めルートは県道28号を通るルートだ。R321より8kmほど短くなるが、ちょっとした峠越えがある。このルートは川沿いを遡るのだが、その雰囲気はミニ四万十川という印象で、交通量も少なくゆったりと走ることができる。ただ、峠道に入ると自動販売機も無いと思うので、暑い日は準備万全で望んで欲しい。(水と食べ物)

宿毛から延光寺までは約8km。納経の時間を入れると往復で3時間くらいだ。



▽▽▽▽▽▽ 野宿 ▽▽▽▽▽▽▽▽▽


【四万十川キャンプ場】
  • 金剛福寺まで約50km
  • 四万十川橋(赤い鉄の橋)を渡り、土手沿いに上流へ300mの処にある。
  • 水場と簡易トイレとテーブルがあるだけの、広場としか思えない簡素なキャンプ場だが、銭湯(中村湯)やスーパー、コインランドリーも近いので、雨でなければ、ここで1日休養する様にしている。水場から遠いが林の辺りが設営に良い感じだ。

キャンプ場の周辺地図

【鹿島公園(土佐清水)】
  • 金剛福寺から約16km
  • 「土佐清水さかなセンター」の隣の公園だ。近くに漁港があるので早朝に船の音で目を覚ますだろう。公園にはトイレと水場、小さい東屋がある。近くにはスーパーと銭湯もあり魅力的な場所だ。朝に散歩する人が多いので、散歩道から離れた処にテントを張ろう。そして、側の小山の上に神社があるので、お参りも忘れないようにしよう。

テント設営の様子

【爪白キャンプ場】
  • 金剛福寺から29km、延光寺まで約38km。
  • 鹿島公園から13km先にあるキャンプ場だ。(300円) ゴミ出しもOKで温水シャワー(100円、時間が超短い)もある。大きな商店が近くに無いので、土佐清水で買出して向うと良い。


【宿毛県立自然公園(威陽島公園)】
  • 延光寺から約14km、観自在寺まで27km。
  • 時計回りで向うこと。国民宿舎側からのアクセスは坂越えになる。
  • R56から約4kmの処にある。威陽島や佐伯-宿毛間を通るフェリーなどが見える海岸のキャンプ場である。立派なシャワー室があり温水(有料)も可。冷水シャワーは無料だ。屋根も広いので雨でもバンガロー内にテントを張れる。
  • 近くに商店は無いので、買出ししてから向う必要がある。
  • 国民宿舎で日帰り入浴可、17:00~21:00 540円、土、日曜、祝日は15時~
海側の芝地でもテント可
雨の日はこんな感じ


本投稿の最初へ移動


0 件のコメント:

コメントを投稿